【ワイナリー】
ジョルジュ ルーミエは、シャンボールミュジニー村を代表するドメーヌで、ジョルジュ、ジャン・マリー、クリストフと3代に渡って続いています。現当主のクリストフは、1982年よりドメーヌを運営し、祖父ジョルジュが61年に引退してから低迷していた評価を瞬く間に復活させました。
【畑】
1924年にクリストフの祖父、ジョルジュが結婚の折に花嫁の実家(カンカン家)からもたらされたシャンボール・ミュジニー1級のレザムルーズ、レ・フュエ、そしてボンヌ・マールから始まりました。その後、ボンヌ・マールを買い足し、モレ・サン・ドニの1級クロ・ド・ラ・ビュシエールを単独所有。ドメーヌの虎の子、0.1haのミュジニーはドメーヌ創設時からジョルジュが賃貸耕作していた区画を、1978年になってようやく父のジャン・マリーが買い取ったもの。ドメーヌの多くの畑は親戚から賃貸耕作してますが、リュショット・シャンベルタンとシャルム・シャンベルタンのふたつは、クリストフ個人が他の栽培農家と賃貸耕作契約を結んで造っているため、ドメーヌ名はクリストフ・ルーミエとなっています。
【栽培】
ブドウの樹齢も高く、ミュジニーは65年で、0.1haの畑からはせいぜい2樽(600本)のワインしか造られません。
1986年にグリーン・ハーベストを開始、89年に化学肥料、90年に除草剤を廃止、1992年から全面的に有機栽培に移行しました。収穫量制限の結果、85年から94年までの10年間における1ha当たりの生産量は平均29hlときわめて少ない出来です。
【醸造】
2003年に選果台を導入。それまでの畑での選果に加え、醸造所でもブドウの選別が行われるようになりました。 発酵容器は1998年までは木製開放桶。その後、ステンレスとセメントのタンクを併用するようになり、2009年以降はほぼ100%ステンレスタンクに切り替わっています。
86年には醸造時の化学薬品を、88年に濾過を、94年には清澄を廃止。ブドウにあわせて、ある程度の全房を加え、5℃程度で1週間の低温浸漬をおこないます。発酵品温は32℃までに抑えます。
新樽率は村名シャンボール・ミュジニーで15〜25%、1級畑が25〜40%、レ・ザムルーズとボンヌ・マールが40%、ミュジニーは100%新樽ですが、澱引き時に古樽に移し替え、樽香が付き過ぎることを避けています。
2011モレ サン ドニ プルミエクリュ クロ ド ラ ビュシエール ジョルジュ ルーミエ
- ブドウ品種
- ピノノワール
- タイプ
- 赤ワイン
- ボディ
- ミディアムボディ
- 味わい
- カシスなどの濃縮された黒系果実のアロマ。スパイシーで動物的な香り、樽熟成によるローストされた強いフレーヴァー。豊富なタンニンが全体の力強さを形成しています。
- SOLD OUT
2017シャンボール ミュジニー ジョルジュ ルーミエ
- ブドウ品種
- ピノノワール
- タイプ
- 赤ワイン
- ボディ
- ミディアムボディ
- 味わい
- 瑞々しいイチゴやフランボワーズなどの赤系果実の芳香。 美しくバランスの取れたテクスチャーに少し粘性のある果実感。エレガントで、華やかさもありますが、 時間と共に全体のストラクチャーのバランスが整い始め、香りが優艶さを醸し出してきます。
- SOLD OUT
2017モレ サン ドニ プルミエクリュ クロ ド ラ ビュシエール ジョルジュ ルーミエ
- ブドウ品種
- ピノノワール
- タイプ
- 赤ワイン
- ボディ
- ミディアムボディ
- 味わい
- カシスなどの濃縮された黒系果実のアロマ。スパイシーで動物的な香り、樽熟成によるローストされた強いフレーヴァー。豊富なタンニンが全体の力強さを形成しています。
- 127,000円(税込)
2018モレ サン ドニ プルミエクリュ クロ ド ラ ビュシエール ジョルジュ ルーミエ
- ブドウ品種
- ピノノワール
- タイプ
- 赤ワイン
- ボディ
- ミディアムボディ
- 味わい
- カシスなどの濃縮された黒系果実のアロマ。スパイシーで動物的な香り、樽熟成によるローストされた強いフレーヴァー。豊富なタンニンが全体の力強さを形成しています。
- 127,000円(税込)