【ワイナリー】
18世紀、シャトー・モーカンは元々、ラランドの貴族の住まいでした。様々なオーナーが所有した後、1954年にテッサンディエ家の手に渡り、ワインを造り始めました。
環境に及ぼす影響を、可能な限り最小限にとどめることを目的に定められた、環境に関する国際的な標準規格ISO14001認証を受けています。
ミシュラン星付レスラン50店にオンリストされるほどの評価を獲得しています。テロワールを十分に表現したフレッシュかつデリケート、土壌由来の豊かなミネラルと爽やかな口当たりが魅力です。
マコーの港に近いこのシャトーはマルゴーにありますが、若干マルゴーのアペラシオンからはずれる地域にも畑を所有するため、アペラシオンはオー・メドックとなります。マルゴーを凌ぐコストパフォーマンスに優れたワインを産み出します。
【畑】
現在シャトー・モーカンが所有するのは、19haのブドウ畑。表面がガロンヌ砂利土壌で、その下層が粘土質の土壌です。畑では上質なカベルネ・ソーヴィニョンや、メルロー、プティ・ヴェルドを栽培しています。
マコーに位置していますが、マルゴーととても近く地続きで、格付け第3級シャトー・ラ・ラギューヌや格付け第5級カントメルルに隣接した優れた畑を所有しています。
格付け第3級CH.ララギューニュの中にモーカン所有の畑がなんと3haもあり、そのブドウがCHモーカンに入っています。クロード醸造長がここのパーセル(区画)のブドウがとにかくお気に入りで目を見張るものがあるそうです。
【栽培】
全く殺虫剤を使用せず、土壌は常に耕され手入れされています。
【醸造】
メドックの伝統的方法に基づいて、醸造を行っています。全て除梗をおこない、温度管理がされているステンレスタンクで発酵させます。新樽を30%使用し16ヶ月間大樽で熟成させます。昔ながらの醸造法で、「本物のボルドーワイン」を造り出すことにこだわっており、酵母や化学製品は一切使用しません。
これにより、並のマルゴーを凌ぐコストパフォーマンスに優れたワインが産まれます。
2008シャトー モーカン オーメドック
- ブドウ品種
- メルロー、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド
- タイプ
- 赤ワイン
- ボディ
- フルボディ
- 味わい
- 果実の香りに、熟成した香りが綺麗に広がります。柔らかい酸と果実味が心地よく、熟成した柔らかな果実味がうまみを生み出しています。フレッシュな生き生きとしたワインというより円熟した深みのあるワインに仕上がっています。
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