ジル・ルモリケは、ボーヌで醸造を学び、ディジョン大学で醸造学で卒業をしたのち、1979年、ニュイ サン ジョルジュにある家族の領地を受け継ぎました。真の農業に励む者としての価値観、地球への尊敬の念、味わいの確実性を持ち続けています。昔ながらの製法を好み、ブドウの木々の生態系に配慮して限られた処理の下、リュットレゾネを実践しています。
ニュイ サン ジョルジュのダモドはヴォーヌ・ロマネとの境界線にあります。それだけに力強いニュイの南のクリマとは性格を異にしフローラルな香りや滑らかさなど優美さを感じられ、はつらつとしたきれいな果実味があり、繊細さがあります。果実味がきれいなこの1級畑は評価も高く、ヴォーヌ・ロマネに隣接しているため、ヴォーヌ・ロマネのニュアンスも兼ね備えております。甘い果実の風味を持ち、ヴォーヌ・ロマネを思わせる角がない繊細なタンニンが特徴です。2015年ヴィンテージはカシスやブラックチェリーの果実のアロマになめし皮やナツメグなどの熟成香が立ち上ります。
ブドウ品種:ピノノワール100%
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