ドメーヌの所有畑は婚姻や相続、交換、購入を経ながらも、創立以来5世紀に亘って途切れることなく同一家族に守られています。ドメーヌに名を冠するジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵は、父アルチュール氏の逝去にともない1925年に家督を引き継ぎました。以後50年以上に渡りドメーヌを運営し、今日の世界的な名声を確立しました。1987年のジョルジュ氏の逝去後は、一人娘のエリザベート・ド・ラドゥセット男爵夫人が18代目を務めています。
ヴォギュエのボンヌ・マールは大部分がテール・ルージュ(赤土)の土壌にあります。
醸造責任者曰く、「ミュジニーが父、レ・ザムルーズが母、シャンボールのその他の1級畑が2人の子供たちだとすれば、ボンヌ・マールは伯父さん。」つまり家族が違うということ。
赤い果実のニュアンスが強いシャンボールのワインの中で、ヴォギュエのボンヌ・マールだけはブラックベリーなど黒い果実の香りが強く感じられます。
ブドウ品種:ピノノワール100%
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