モレ・サン・ドニのドメーヌ・トプノ‐メルムは、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌに13ヘクタールの畑を所有し19のアペラシオンのワインを生産しています。この名前が示すように、ある二人の結婚により誕生したもので、1963年にドゥニーズ・メルムがサン・ロマンのヴィニュロン、ジャン・トプノと結婚し、モレ・サン・ドニのアルマン・メルムを受け継ぎ始まりました。現在ドメーヌを支えているのは、彼らの娘・息子にあたる7代目のヴィルジニーと兄のロマンです。ヴィルジニーは、パリの経営学校を卒業後、東京、ニューヨークに滞在。その後南アフリカのワイナリーで見習いとして経験を積んだ後、ボーヌとディジョンの学校で本格的にワイン造りを学びます。そして金融の世界から戻ったロマンと共に新世代として新たな一歩を踏み出し、多くの改善をドメーヌにもたらしています。ヴィルジニーは広報活動や管理業務を主に担い、また2008年からは”Femmes et Vins de Bourgogne”(「ブルゴーニュの女性とワイン」、ワインメーカーの女性とワイナリーを運営する女性のための組織)の会長を務めるなど、ブルゴーニュワインのプロモーション活動にも力を注いでいます。1998年にドメーヌに戻った兄のロマンはボーヌの学校で栽培を学び、父のジャンに付いて経験を積みました。2001ヴィンテージからはロマンが栽培・醸造の責任を負っています。彼らの13ヘクタールの畑からは、シャルム・シャンベルタン、マゾワイエール・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー1級のレ・コンブ・ドルヴォーなど、このドメーヌを代表するワインが生み出されます。平均樹齢は35年、古いもので60年以上です。
平均樹齢は35年、主にCraitte Paillesとプルミエ・クリュBel Airの上部の区画のブドウを使用。30%新樽使用。粘土石灰質土壌。30%新樽使用、18ヶ月間熟成しています。
ブドウ品種:ピノノワール
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