ボノー・デュ・マルトレイは特級畑の白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ」の代名詞ともいえる偉大なドメーヌ。所有する11haの畑のうち、コルトン・シャルルマーニュが9ha、コルトンが2haとグラン・クリュのみ。ブルゴーニュの生産者の中でも、特級畑のみを所有しているのは、このボノー・デュ・マルトレイと、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)だけです。
ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレイが手掛けるたった2haの小さな畑から造られる、稀少な赤ワイン。収量を白ブドウよりも抑え、除梗や発酵前の低温浸漬を徹底することで、ピュアで凝縮感のある果実味、しなやかでエレガントな逸品に仕上がります。
ブラックベリーやラズベリーを思わせる果実のアロマに、赤バラやシナモンなどのニュアンスが立ち上ります。口に含むと、赤系果実味が広がり、熟成により滑らかなタンニン、豊富なミネラルや洗練された酸味が、ワインにエレガンスを与えています。熟成を経て素晴しく花開いています。
ブドウ品種:ピノノワール100%