「ヴァレ・ド・ラルドル」のショミュジー村に20世紀初頭から続くヴィニュロンの家系です。1980年にレコルタン・マニピュラン(RM)を設立して本格的に自社ビン詰めを開始しました。2010年に3代目アレクサンドル・サルモンに世代交代し、従来のリュット・レゾネ(減農薬)栽培を実質的なビオロジック栽培まで高めたり、一部の畑で馬による耕作をはじめたり、また、輸出展開を開始したりといった躍進が遂げられました。
この生産者は、自他ともに認めるピノ・ムニエのスペシャリストであり、品種の魅力を存分表現しています。
現在のシャンパーニュでは発泡性のワインのが生産が全体の約9割を占めており、コトー・シャンプノワは希少なワインとなっています。
レッドチェリーやプラムなどの赤や黒系ベリー系の香り。時間とともにナッツやキノコの熟成したニュアンス。しっかりとした酸味に芳醇なベリーの風味、シルキーなタンニンが感じられます。後口にはチャーミングなベリーの余韻が心地よく続きます。
ブドウ品種:ピノムニエ100%