シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子さんと、そのパートナーであるギヨーム・ボットのふたりが、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするメゾンです。ふたりのメゾンは、ブドウや果汁のものを買い取り、ワインを仕上げるネゴシアン・ヴィニフィカトゥール。 原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴です。原料購入のポイントはまず畑まで出向き、その仕事ぶりを見ること。価格的に15〜20%ものプライムのつくビオの畑を優先して回っています。
ニュイサンジョルジュとヴォーヌロマネの境に位置しているおかげで、二つの村のテロワールの特徴が相まっているのが魅力です。ヴォーヌロマネのミネラリティーと格調高い果実味と、ニュイサンジョルジュらしい構造が見て取れますが、タンニンはきめ細かいです。フィネス(繊細さ)とスケールの大きさを併せ持つプルミエクリュです。
ブドウ品種:ピノノワール100%
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