トプノ・メルムは、1963年にドゥニーズ・メルムがサン・ロマンのヴィニュロン、ジャン・トプノと結婚し、モレ・サン・ドニのアルマン・メルムを受け継ぎ生まれました。現在、ドメーヌを支えるのは、彼らの娘・息子にあたる7代目のヴィルジニー(広報担当)と、兄のロマン(栽培・醸造担当)。2001年からは100%ビオロジックに転向。手摘みによる厳しい選別、すべてのキュヴェは100%除梗し醸造しています。繊細さを失わないように新樽の使用は最高でも40%にとどめています。
シャトー・ド・ブリニーの所有だったプリュリエの区画を1999年に購入。0.53ヘクタールの土壌で平均樹齢は35年。プリュリエは非常に深く、南側の隣の畑ロンシエールに比べてより粘土質が多く石灰質が少ない土壌のため、リッチで柔らかなタンニンをもつワインになります。
土や野性的なベリーのニュアンス。スパイシーで丸みを帯びた香り高い果実味が感じられます。
生産者情報はこちら