シャトー・フォンレオーは、フランス ボルドー地方のジロンド河左岸、少し内陸のリストラックに位置するシャトーです。シャトーが建てられた歴史は古く、1855年まで遡ります。1962年、現オーナーファミリーであるシャンフロー家がかかわることになり、ワイン醸造家としてアルジェリアへと渡っていた現当主の祖父、レオ・シャンフロー氏が家族と共にボルドーへと戻った後、シャトーを所有することとなりました。1970年にレオ氏が亡くなった後は、息子マルセル氏がその意志を受け継ぎました。さらに1981年以降現当主であるジャン氏が跡を継いだ後は、美しい味わいが口の中へとじっくりと広がっていくようなワインを目指し、品種改良を実行。その結果造られるワインは、よりテロワールを引き出した熟したタンニンや繊細なストラクチャーをもつ美しいスタイルへと変貌を遂げ、見事2003年の格付けでブルジョワ・シュペリュール級に格上げされました。
香り豊かでエレガントな魅力に富んだ傑作。香り豊かで余韻の長い果実味を楽しめる、素晴らしい赤ワインです。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー43%、プティヴェルド4%