ムルソーの名門ドメーヌ・マトロの醸造長「ガエル・フーレ」、ジョルジュ・ルーミエ氏の5人の息子のひとり、ポール・ルーミエの息子「ドニ・ルーミエ」、ダヴィッド・デュバンの栽培長「ドニ・ルーミエ」の3人が2006年、「自分たちが心から美味しいと思えるワインを造るために」、それぞれの名字をとって、メゾン「フーレ・ルーミエ・ド・フォセ」を設立しました。
白ワインはムー(ぶどう果汁)で、赤ワインは一次発酵後のワインをバルクで購入して自家醸造しています。「よほどのものが見つかった場合は」シュル・ピル購入も行います。3人は共同でメゾンを運営していますが、フーレが醸造、ルーミエが試飲と広報、ド・フォセがバルクワインの買付けという風に役割分担されています。
ポマール村内のACブルゴーニュ区画「レ・メゾン・デュー」(1937年まではAOCポマールだった、いわくつきの畑)とヴォルネー村内のACブルゴーニュ区画「レ・グランド・テール」より。樹齢45〜50年のVV。収量は45hl/ha。フランソワ社製アリエ産3〜5回使用樽で11ヵ月間熟成。
ブドウ品種:ピノノワール100%