サン・ジュリアン村に位置する3つの「レオヴィル」の一つ。ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレの兄弟は、元々1つのシャトーだったものが、分割され、別々のオーナーの元で歴史を刻んできました。
レオヴィル・ラス・カーズは、「サン・ジュリアンの王」と言われ、その質の高さと、安定した造りで、一級シャトーにも引けを取らないスーパーセカンドの筆頭です。3つのレオヴィルの中で最も繊細と言われています。その理由は構造、豊かさ、奥深さ、フィネスが、これほどまでに完璧に近い形でつりあっている銘柄は稀有だからだと言えます。
熟した果実のようなニュアンス、繊細でやわらかなタンニン。フレッシュでクリーン、品行方正なキャラクターを感じさせます。フレッシュなブラックラズベリーを想わせ、今後、10年間は進展していくスタイルです。
ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン