ル・メニル・シュル・オジェ村に所在するRM「ロベール・シャルルマーニュ」が生み出すブラン・ド・ブランが、現代シャンパンの頂点のひとつであることに、疑いの余地はありません。名前を聞かないのは、2000人を超えるヨーロッパ中のシャンパン愛好家からの予約注文で常に完売状態であるため、輸出できる量がほとんどなく、ましてワインメディアに出品するはずもないためです。
月曜日から土曜日まで畑仕事に没頭する醸造家ディディエ・ドラヴィエは、2000年に他に大きく先んじてリュット・アンテグレ栽培を開始しました。伝統的な垂直式木製プレス機を愛用し、流行や「便利な技術」に背を向け、「原理」を貫き通す醸造を徹底。「毎年、昨年よりも少しでも品質の高いものを造りたいのです」と、目を逸らせられないような真剣な眼差しで話す彼こそ、「求道者」の名にふさわしいと思います。
2013年にフランス最高評価誌ギッド・アシェットに初めて登場し、ドンペリ、サロンと共に最高賞を獲得したことで世界にその名を広めることとなりました。
平均樹齢30年の最高区画の特級シャルドネだけを使用し、年間約2500本しか造られない限定生産品です。
ブドウ品種:シャルドネ