アンヌ・グロは、ブルゴーニュの名門一族グロ・ファミリーの中で、今最も注目を浴びている生産者です。グロ・ファミリーは1804年のアルフォンス・グロの誕生から始まり、4代目のルイ・グロが今日のグロ・ファミリーの礎を築きました。現在はその子供の内2人の息子ジャン・グロとフランソワ・グロのそれぞれの子供がドメーヌを引き継いでいます。フランソワ・グロが娘アンヌにドメーヌを譲渡し、ドメーヌ・アンヌ・グロが誕生しました。アンヌは、1988年で22歳という若さで父からドメーヌを引き継ぎました。ワインのスタイルは1990年代中盤までは非常に力強く、パワフルなスタイルでしたが、1990年代後半から非常にエレガントなスタイルに変化しています。
レ・ロアショースにある0.76haの畑。25年間、ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールに貸していた畑で、2007年に帰属しました。樹齢25年。
レッドカラント、黒系果実のリキュール、バラの花びら、スパイシーな木のアロマ。円熟感と力強さは、酸と噛み応えのあるタンニンによってしっかりとしたストラクチャーが造られています。フィニッシュまで心地良い張りが続き、スパイシーさを伴う素晴らしい果実の余韻が楽しめます。
ブドウ品種:ピノノワール
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