「サルジェ ド グリュオ ラローズはサンジュリアン村の第2級格付けシャトー「シャトー グリュオ ラローズ」のセカンドラベル。
1700年代にシャトーの前身となるドメーヌを、ジョセフ・スタニラ・グリュオ騎士が設立、その後、ジョセフ・セバスチャン・ラロゼ氏が所有者になった事から、グリュオー・ラローズの名がついきました。
長年、ボルドーの大手ネゴシアン、コルディエ社が所有していましたが、現在は、シャス・スプリーンをはじめ、多くのシャトーを所有する、ジャン・メルロ氏が1997年に買収して所有者となっています。
グリュオ ラローズが使用するぶどうの平均樹齢は40年、サルジェの平均樹齢は15年、それ以外醸造工程はグラン・クリュもセカンドも同じ造りかたをしています。
プラムやブラックベリーの豊かなアロマに、ハーブやタバコ、そしてチョコレートのニュアンス。口に含むと、ドライイチジクのような果実の甘味を感じます。滑らかなタンニンが心地よく、ほんのり芳ばしい余韻が魅力的です。
ブドウ品種:カベルネ ソーヴィニヨン73%、メルロー14%、カベルネ フラン6%、プティヴェルド7%