シャブリで最も偉大な生産者。唯一、その品質に肩を並べるラヴノーとは親戚にあたります。1920年代、ロベール・ドーヴィサ氏がドメーヌの礎を築き、ドメーヌとして元詰めを始めたのは1930年代でした。その後、息子のルネによってさらにその名声を揺るぎないものとし、現当主であるヴァンサンは1976年からその父と働き始め、その全てを学びました。
ヴァンサン・ドーヴィサのシャブリ特級・1級は実に長命で、良い年なら15年以上熟成すると言われています。淡い色合いで、シャブリ独特のミネラルを感じさせるしっかりした骨格のワインは、若くして飲んでも美味ではありますが、数年間の熟成を経ると酸のカドもとれ、このドメーヌの評判の高さをしっかり体感できるでしょう。
1級ラ・フォレに隣接する区画から。飲み手が最高のシャブリに求める研ぎ澄まされたシャープネスとミネラル感をしっかり備えています。キンメリジャン土壌ゆえのヨード香も強く感じられます。
ミネラル、火打ち石、ヨード香と、骨格を支えるしっかりとした酸。 時間とともに、グループフルーツやトロピカルフルーツやとマロングラッセの甘いふくよかな香りが広がり、長い余韻がいつまでも続きます。
ブドウ品種:シャルドネ
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