ボノー・デュ・マルトレイは特級畑の白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ」の代名詞ともいえる偉大なドメーヌ。所有する11haの畑のうち、コルトン・シャルルマーニュが9ha、コルトンが2haとグラン・クリュのみ。ブルゴーニュの生産者の中でも、特級畑のみを所有しているのは、このボノー・デュ・マルトレイと、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)だけです。
ボノー・デュ・マルトレイが所有するコルトン・シャルルマーニュの畑は、かつて中世の時代に広くヨーロッパを治めた偉大な王、カール大帝が所有していた畑と言われています。
現在この畑には、一部新たに植樹したものを除き、平均樹齢約50年のブドウが植えられており、西向きの急斜面に位置するこの畑は、種類の異なる石灰質土壌により構成されています。この土地で育ったブドウからは凝縮したミネラル感を持ったワインが造られます。またこの畑は、夕方遅くまで陽が当たり、日照時間に非常に恵まれているのも特徴。長い日照時間を得ることで光合成が有利に働き、しっかりと育ったブドウは、ワインにフィネスや力強さをもたらします。
しっかりとした凝縮感とミネラルのグリップが強く、力強さ、長い余韻からくる奥行きを感じます。 徹底した品質主義から生まれる、洗練された果実味や溢れるようなミネラル感を備えた芸術品のような1本です。
ブドウ品種:シャルドネ100%