ペルティカイアの創業者グィード・グアルディリは長らくコルペトローネやスカッチャディアヴォリといった生産者の元で栽培とワイン造りを行ってきました。2000年に積年の夢であった自らのワインの開設に当たり、スカッチャディアヴォリが所有していた畑を購入。カンティーナの名前「PERTICAIA」は『鋤』を示す古い言葉で、農業の総てがここから始まることから名付けました。
ペルティカイアの敷地は、2.5ヘクタールのオリーブ畑と15ヘクタールのブドウ畑からなります。
栽培の中心はもちろんサグランティーノ種で、創業当初より高密生と厳しい収量制限を行い、一躍この地を代表する生産者に名乗りをあげました。
黒スグリやプルーン、ダークチェリーなどの黒系果実や、桜の花や甘草、カカオやビターチョコレートの香り。香り。シナモンやナツメグといったスパイスのニュアンス。目を見張るべき豊かな果実味にあふれ、重厚でしっかりとしたタンニン分を持ち、構成の大きさを感じます。まろやかな酸味も高いレベルで保持しており、いつまでも長い余韻が続きます。
ブドウ品種:サグランティーノ