モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系です。
現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33haで、北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっています。
父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられましたが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増していいます。
シャンボール・ミュジニ―は極めて繊細なワインです。程よく色付きとりわけエレガントで、香りも細かいニュアンスを持ちます。すみれ、フランボワーズ、イチゴ、カシスを思わせるブドウのアロマの繊細さと複雑さが、ワインに心地よくデリケートなブーケを授けています。シャンボールの特徴である繊細さは控えめな酸により際立ち、良質なタンニン、滑らかさ、バランスの良さと調和しています。
ブドウ品種:ピノノワール100%