シャトー・ディケムと地続きで、ソーテルヌ最高峰のシャトーとして名を馳せるスデュイロー。1940年にフォンケルニ家がシャトー・スデュイローを買取り、ゆっくりと手間をかけながら、往年の質と名声を取り戻しました。1992年、家族の一部が持ち株を手放したため、アクサ保険の子会社であるアクサ・ミレジムが購入し、現在に至っています。
1本の樹からグラス一杯しか造られないと言われるほどの低収量の為、その稀少性故に世界を魅了する「液体の宝石」と呼ばれています。
ワイン評論家、ロバート・パーカー氏は、「スデュイローは、間違いなくソーテルヌの偉大なシャトーのひとつである。ブラインド・テイスティングでディケムと間違うほどのリッチで甘美なワインを造りだす事が出来る。」と賛辞を送っています。
マンダリンオレンジやアプリコット、蜂蜜など力強く濃密なアロマ。 滑らかでとろみのある口当たりから、ビターオレンジやマーマレード、砂糖漬けショウガの風味が広がり、スパイシーさも感じられます。極めて濃厚な味わいが魅力の1本です。
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨンブラン