「メゾン・フランソワ・ド・ニコライ」は、シャンパーニュ・モエ・エ・シャンドン社の親戚にあたる、ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアイユの長男、フランソワ・ド・ニコライ氏(1970年生)が、2000年初頭に設立しました。「ワイン造りに対して最大限考えられる、最も理想的なワイン造りを行う極小規模ネゴシアン」です。
フランソワ氏は幼少期をブルゴーニュのサヴィニー・レ・ボーヌで過ごし、収穫を手伝うなど小さい頃からぶどうとワイン囲まれて生活をしていたので、ごく自然な流れでワイン業界に入る事となりました。
1996年にパリでワインショップを立ち上げる傍ら、実家のドメーヌを手伝い始めます。さらに丁度その頃に、知り合いのぶどう農家から、「サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジュレス の60aresの小さな区画を借りてくれないかと持ちかけられ、この機会をドメーヌとは別に自分の理想のワインを追求する良い機会と捉え、5樽程の小さなネゴシアンを立ち上げました。これが「メゾン・フランソワ・ド・ニコライ」の始まりです。すべて手作業にこだわり、生産量は1アイテムにつき多くても4樽までという、「オート・クチュールワイン」です!
樹齢約30年。木樽を使用し、自然酵母で時間を掛けて発酵。木樽で14ヶ月熟成。
2016年は春の霜害と雹害のせいで、シャブリ全体で生産量80%減という破滅的な年。残った貴重なふどうには養分が集中しています。それをさらに厳しく選果する、という狂気的な情熱により、このシャブリは例外的な良い出来になっています!
豊かな果実のふくよかさ、やわらかさがあり、かつたっぷりのミネラル感。スケールを感じる優雅なスタイル。偉大なグランクリュ「レ・クロ」を彷彿させるスケールの大きさです。
ブドウ品種:シャルドネ100%
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