イタリアのピエモンテ州は、長期熟成型の高級赤ワインして長い歴史を誇り、時にワインの王とも称賛される世界に名立たる名醸地です。
イタリアを代表するバローロは、ネッビオーロ種の力強さ、厳格さ、深遠さが特徴で、『ワインの王であり、王のワイン』といわれています。その味わいは数十年の時とともに進化を遂げていきます。
バローロリゼルヴァは、バローロの上級銘柄で、通常のバローロはブドウ収穫年の翌年1月1日から3年間(うち木樽熟成2年)熟成が必要ですが、リゼルヴァになると熟成が5年になります。
長期熟成を経ることでワインに存在していた渋みは果実味と交じり合い、丸みを帯びた旨みへと変化していきます。香りには紅茶やなめし皮、きのこなどの複雑なニュアンスがあらわれ、バローロ本来の魅力を存分に発揮しています。
ブドウ品種:ネッビオーロ