アルヌー・ラショーは、ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌとして名高いロベール・アルヌーが2008年から改称したものです。 先代のロベール・アルヌーは父の死に伴い、26歳の若さでドメーヌを継承。 ロベールの両親はともにヴォーヌ・ロマネの出身でいくらかの畑を所有していましたが、それを大きく広げたのがロベールでした。
現在は、パスカル・ラショーが、ロベールの末娘のフローランスと結婚しドメーヌを継いでいます。パスカルは1987年にフローランスと結婚。もとはボーヌの薬剤師でワイン造りとは無縁の家系でしたが、 結婚後、ブドウ栽培とワイン造りを学び、ドメーヌで働くようになりました。
2012年より、パスカルの息子のシャルルが醸造の指揮を取り、造りが大きく変わってきています。ドメーヌのスタイルは、濃縮味のある果実の凝縮感から繊細でエレガントなうまみを持つスタイルに変化していきています。
斜面上部に位置する5つの区画で構成され、北西向きの斜面と小石の多い土壌が、シャンボール特有のミネラル感をワインにもたらしています。
溌剌としたラズベリーのアロマ、しなやかな喉越しで余韻にミネラルを感じます。
ブドウ品種:ピノノワール
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