バローロはピエモンテの代表的なブドウ、ネッビオーロ100%で造られます。ネッビオーロは、イタリア随一の高貴品種として知られる品種で、アロマティックで華やかな味わいのワインを生むことが特徴です。フランスにおいてブルゴーニュが「ワインの王様」と言われるように、イタリアで「王のワインにして、ワインの王」と言われています。
1939年にリカルト・チェレットがアルバ地区に醸造所を興したことから始まります。1960年代には息子であり現当主であるブルーノとマルチェロの代になりました。
彼らの代になりバローロに20ha、バルバレスコに10haを含む約150haのブドウ園を所有し、契約農家からのワインも醸造します。
バローロ地区にはブリッコ・ロッケに醸造所を置き、ブルナーテ、プラポ、カンヌビなど上級のバローロを醸造、バルバレスコ地区にはブリッコ・アジリ醸造所を構え、ベルナドットを含め2種類の上級バルバレスコを醸しています。
ブドウ品種:ネッビオーロ