ヴォーヌ・ロマネの名門、グロ家の血を引くドメーヌの一つ、ミシェル・グロ。グロ家は、1830年ニュイ・サン・ジョルジュ村近くショー村のアルフォンス・グロ氏によって設立されました。5代目が伝説の醸造家として知られるジャン・グロ氏が引退するのに伴い、ドメーヌの畑は長男ミシェル氏、次男ベルナール氏、そしてアンヌ・フランソワーズ女史ら3人の子供に分割・譲渡。長男のミシェル氏はドメーヌの建物とモノポールのクロ・デ・レアを始めとする畑を得て、グロ家の伝統の名に恥じぬ素晴しいワインを造り続けています。
当主ミシェルが父ジャンの意志を継承し40年の歳月をかけて作り上げたモノポール区画です。19世紀末のフィロキセラの被害によってブドウ畑が壊滅して以来、畑の大部分が森に還っていましたが、1976年に父ジャンが開拓を始め、続いてミシェルが畑の再建に着手してきました。
この区画はジュラ紀後期の石灰が混ざった地層で、5キロ先のコルトンの丘にも見られ、まさにシャルドネに適した土壌と標高の高さにあります。
ミネラル感とフレッシュさが強く感じられます。コルトンやペルナンヴェルジュレスの白に通ずる味わいです。
ブドウ品種:シャルドネ100%
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